整体:体は、整えられる

今あなたは、心やすくありますか?

感染拡大防止の「自粛モード」が長びく中、人びとの心は随分とささくれ立っているのを感じます。

新型肺炎を罹患されてお辛い方、そのご家族の皆様には心よりのお見舞いを申し上げます。早く良くなられますように。そして未知のウイルスと向き合う最前線にいてくれる医療従事者の皆さん。本当に感謝しかありません。


ウイルスの前で私たちにできること。

分からない事だらけのこの新型ウイルス。決して楽観的なことをお伝えしたい訳でありませんが、でも今はあえてこう言いたいのです。


大丈夫、あなたの体はもっと強い。
もう少し、あなたの身体を信じてあげてはいかが?

 

 

感染の拡大に敏感になる余り、忘れていませんか?あなたの体は(つい昨年の冬だって)インフルエンザやら風邪やらのウイルスや菌たちに、いつだって勝利してきた「すごい体」なのです。

もちろん“特効薬やワクチンが存在しない事“の恐ろしさは私にも分かっています。でも
「ウィルスにひとたび触れたら重症化」「命を落とす…」
そんな怖しいイメージばかり、いつしか植えつけられてはいませんか?

あなたの体は、すごい。

新型ウイルスといえど、体内に取り込まれる前にあなたの免疫システムがきちんと対応してくれれば、これまでの風邪と変わりはありません。重症化さえしなければ、ただの風邪、なのです。楽観的なことを無責任に言いたい訳ではありません。でも、これも事実でしょう。

だからこそ、今私たちがやらなければならない事。それは「自粛」もそうかも知れませんが、さらに「養生」なのです。もういちど足元に立ち返って、自らの「自然治癒力」を考えるときではないでしょうか?大丈夫、あなたの体は強い。

いまこそ必要な「養生」とは

「養生」とは。あなたの「自然治癒力」を邪魔しない事、これに尽きます。

・よく眠ること

・良く食べること

・深い呼吸

・歩くこと

・心がよろこぶ事をすること

・背骨を健やかに保つこと

 

いわゆる『食・息・動・想』に少し付け足してみました。昔から言われるこれらの基本事項、大げさでなく「これからをどう生きるか」につながってきます。この機会に「どう生きたいか」を考えてみませんか

先日、厚生労働省が発表した「新しい生活様式」。すでに当たり前に実践している項目も多かったけれども、読んでいて首をひねる部分も多くて。私は「こんな風に暮らして、生きていきたいのかな?」と。

あなたは、どう生きますか?

『自粛期間が解除されたフランスの幼稚園のレポート』を読みました。子どもたちは園庭や教室に”距離をとってひかれた四角い箱の中”にいて、触れあう事はありません。取材レポーターが園長にたずねました。「・・違和感を感じるのは私だけですか?」園長が答えます。「いいえ。みんな感じています。これは幼稚園の機能はまったく果たせていません…」。

もちろん、これらはまだ移行期間の試行錯誤。私たちはきっと、もっとよい方法を見つけるに違いありません。でも、日常のあちこちでこのような不条理を感じる事が近頃あまりにも多くて。

 

だれかの善がだれかを不自由に

感染拡大を心配するあまり、お互いの行動を見張りあうような社会の姿も見えてきました。いま大切なのは「密」を作らない事でしょう?『連休に県外から大挙して観光客が海岸に集まる』これは確かに問題があるかも知れません(BBQゴミも持ち帰らず…)。でも『人気の少ない平日に、距離を取って海岸を散歩する』ことまで並列で考える方もいます。「いいのかな?」なんて、とても日本的。文化的な面も大きい。みんな”いい人”なんですよね。でも知らずのうちに”いい人”の善意が、他人や自身の「自由」を奪っていく。これは健康からはほど遠く、本末転倒といえます。

リスクとは、ともに生きるもの

冒頭、”心やすく暮らしていますか?”とお尋ねしました。

先日、クライアントさんからいただいたメールに「何も心配せずに表を出歩けるようになったら〜」というフレーズがありました。もちろんお気持ちはわかりますが、そんな日は来るものかな?とも感じました。それは「こちらの捉え方次第」だからです。

感染リスク・ゼロを考えたら。私たちもう、旅には出られません。コンサートにも行けないし、パーティーもあり得ない。何なら恋だって出来なくなります。たとえワクチンが出来ても、これは変わりません。

自らの生命が脅かされる(無自覚スプレッダーになる恐れも含め)そのリスクで考えれば、実は昨年の今ごろだって大して変わりはないはずです。あの頃だって、知らずのうち誰かにインフルエンザを届けていたのでしょう。色々と拾っては来ていたけど、寝ている間にあなたの身体がコロナウイルスだってすべて処理してくれていました。『アフターコロナ』なんて言いますが、将来は”インフルエンザと同じようなもの“としてつき合って行くぐらいの覚悟でのぞみませんか?

大丈夫、あなたの体はもっと強い。

手洗いやうがい、などはそもそも良い習慣だから続けます。マスクは(少しは再考の余地はありそうですが)エチケットとしての常識にはなりました。ソーシャル・ディスタンス…「蜜」な状態に“不必要”に身を置かない。このくらいなら出来そうです。

そして何より「養生」を尽くし、あとは自然に任せる。結局これしかないのは、今だって、先月だって、昨年の今頃だって、5年前だって同じことだと思うのです。

いまこそ自然治癒力を頼りに

もういちど、大切な「養生」とは? あなたの自然治癒力を邪魔しない事、これに尽きます。

・よく眠ること

・深い呼吸

・歩くこと

・心がよろこぶ事をすること

・背骨を健やかに保つこと

いわゆる『食・息・動・想』というものに少し付け足しました。もっと言い出せばキリがなくなるので、これ位で。

よい「眠り」。寝る前に「本日の感染者数は・・」なんてバッド・ニュースに身を晒さないように。『寝床には一切の心配事は持ち込むな』と中村天風は言っています。

寝るなら寝なさいよ。

寝床に何しに行くんだ。

考えに行くんじゃなかろうが。

そして”良く”「食べる」。これには”どんな”食物を”いつ””どれくらい””どんな風に(好きな人と、楽しい気分でetc.)”を含みます。免疫力が下がるようなのは最悪。食べ過ぎも要注意。とにかく腸がよい環境でいられるのが肝要。便秘だけは避ける。

 

マスクの着けっ放しでは「呼吸」もきついですよね。意識的にマスクなしでおいしい呼吸をする時間、場面を心がけて。「口呼吸より鼻呼吸」がウイルスの侵入を防ぎます。

 

「歩き」ましょう。スポーツでなくて良いです。食べたら、必ず20分は歩きます。巡りが良くなり体温があがり、腸を刺激して活発にしてくれます。脳のはたらきも活発化します。

 

「心がよろこぶ事を」すれば、ネガティブに支配はされません。情報は情報、ニュースはニュース。でもあなたには”どうにもできない事”まで心配しないように。そんな時間があるならば、ニュースを消して。携帯電話から手を放して。心のよろこぶ事をしましょう。「没入できること」がキーです。眉間にしわ寄せてませんか?

 

最後の「背骨」。ここは職業柄絶対に外せないところ😤 あなたの体のシステムを司るのは背骨ですから。整ったせぼねなら自然治癒力はフルに働けます。別段にハードなエクセサイズはいりません。普通に動ける、しなやかな「せぼね」に、メンテナンスしておきましょう。

辞書をひけば、養生とはーー

養生(ようじょう):本来のあるべき姿でいられるよう、保護をすること。

 

私はあえて”ジャマしないこと”と言い換えています。本来あるべき姿のあなたの体は、たいていの事には対処できるように作られているのです。すごいのですよ、体という自然は。

本来のあるべき姿の、あなた。いつだって頼りになるその身体で。光りかがやくたましいで。

 


(しばらく前から院内に飾ってあるポルトガルの作家の作品。偶然かアマビエさま的…)

私が身体調整を業(なりわい)としている最大のよろこびは、皆さんの「自由」へのお手伝いができる事。日頃の生活習慣などから、ちょっと邪魔が入っていた部分を賦活させていただく。それこそが「本当のあなた」。これが身体調整であり、そのためのメンテナンスです。

私たちひとりひとりが最大に「自分らしくある」ために。それが養生であり、これがひいては世界のためになるのです。特に今は、あなたが元気であることが医療の現場をも助けることになるのですから。

ウィズ・コロナ時代はもっと自由に

さあこれからの時代。あなたの生。私たちの生。あなたは、どう生きたいですか?リスクに脅かされて暮らしましょうか?出来ることは尽くして、心やすく暮らしましょうか?よい頭の切り替え時期をもらったと思い、少し考えてみませんか。

大丈夫、あなたの体はとても強い。もっと信じてあげていい、心からそう思います。

緊急事態宣言下の神奈川より愛をこめて

(逗子イトウカイロ)

逗子イトウカイロでは ー感染症対策ー

・<完全予約制>で施術いたします(不特定多数は集まらない)
・ご来院時すべての方に<まずは手洗い>へのご協力お願い徹底しております🙇🏻
・抗ウイルス・アロマが院内を満たしています
・おひとりお一人、施術後にはベッド回りをアルコール洗浄
・昼休み、クローズ時にはドアノブ、スイッチ類をエタノール洗浄
・湿度はいつも50~60%キープ
・こまめな換気を心がけています(お部屋が寒ければご遠慮なくお知らせ下さい💧)
発熱、喉の痛みなど疑わしい風邪症状のある場合は、事前にご相談下さい
・施術者である私も、毎朝の検温チェックを欠かしません


 

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