「健康」の必須要素
健康のことを考えるとき、とても大事になってくる要素に
「食」・「息」・「動」・「想」・そして「環境」
があります。
人間はどうしても社会的な動物なので、一人ではやはり生きられません。
ですから、最後の「環境」が重要になってきます。身体は環境におおきく左右されます。
そしてこれは、4番目の「想」とも重要に響きあいます。
気の持ちよう、では治せない
芥川賞作家でもあり、私が新刊を心待ちにする小説家のおひとり、
絲山秋子氏の『絲的ココロエ ー「気の持ちよう」では治せない』を読みました。
この本は、お得意の小説ではありません。
絲山さんは作家になる以前に双極性障害(むかしは躁うつ病と呼ばれた)を発症。
20年にわたりこの病いと向き合い、現在は「寛解」「薬ゼロ」の状態。
「特効薬」がないと言われるこの病に対して、主治医とともに「完治」を目標として通院を続けています。
この本はそんな日々のふり返りと、当事者としての”心得”を綴った記録のようなもの。うつ改善マニュアルではありません。
でも、とにかく頭のよい上に文章が立つ方ですから。
自分の病ともすごく落ち着いて向き合っておられて、すごいなと。
「うつ」について書かれた本も今ではよく見かけますが、
「躁状態」について書く方が当人にはつらく、危険な作業になる・・とあり、
成程そういうものかも知れない、とても勉強になります。
現在、同じ病に悩む方々にはもちろん、理解の助けにも。すべての人が読んでおいていいのではないかと思います。
ココロと、社会
さて、躁とうつの話だけにとどまらず「心と社会」の関係性の考察が続きます。
そんな中で『定型発達』という言葉が出てきます。不勉強にして私は初めて知った言葉でした🙄
絲山氏はASD(自閉スペクトラム)のどこかに属する面もあり〜クリエイターにはあるでしょうね〜そういえば学生の頃から少数派であった、と。
で、その「発達障害」サイドからみた「定型発達」と。
いわゆる”自分は普通サイド”にいると考える人達との
壁、温度差とか、つき合いにくさ、が具体的に書かれていまして。
発達障害の作家同士だと、小説に関してもイメージ(例 もっと丸い、とか)で済んでしまうものも、
定型発達の編集者にはちんぷんかんぷん、みたいな🤔
よく思うのですが、「~〜障害」と呼ぶからネガティブな前提が生まれてしまいますが
右利き・左利きくらいに考えられると良いのじゃないかな。
だってこうした傾向のクリエイターたちが社会に及ぼす果実といったら!!障害ですか?
気遣いは、知らず知らずにあなたを消耗・・
じつは絲山さんは30代半ばまで、営業職についていました。そんな傾向がある方ですから、会社組織にいた時も組織人とのコミュニケーションで色々ご苦労もあり
気遣いは見えないアプリのように知らず知らずにバッテリーを消耗する…
という名言が強烈に印象に残りました。
でもこれ、多かれ少なれみんなありますよね?
そもそも「定型」とか「普通」って何?
「普通」が、あなたを追い詰めていませんか?
ヒト科だからある程度は一緒ですが、別人だからみんなそれぞれ違いますもの。日々、皆さまのお身体拝見していても、つくづく思います。
ひとつとして、同じ体はない。
言ってしまうと、同じ人でも毎回ちがうお体。
勝手には治らない、ならばカラダからアプローチ
今、もしもあなたが「息苦しさ」を感じていたら。
最初にあげた5つの要素について、見つめ直してみるとよいです。
われわれカイロプラクターが直接かかわり、口すっぱくご指導差し上げる「姿勢」とはすなわち「動」なのですが、これが「食」にも「息」にも「想」にだってかかわってくる所が面白いところでして。
まずは、絲山さんの言うように”バックグラウンドでずっと動いて”あなたを消耗させている
「気遣い」アプリをストップしてしまいましょう。
(「環境」、「想」を変えるアプローチですね。)
で、身体に向き合う。
食事は乱れていませんか?
呼吸は浅くなっていない?
それから、身体が息苦しくなっていないか?ここは我々の出番です。
息苦しい体では、息苦しい思考に…
イトウカイロの芳香整体は、アロマの香りで脳をゆるめます。
手技によって、背骨をゆらゆら揺さぶって(やさしく😁)背骨を通る神経システムを改善します。
パソコンに例えれば再起動するようなものですね、
あなたの自然治癒力「治る力」をリブートするのです。
治る力が正常化すれば、息苦しさが取れていきます。ご飯もおいしくなります(本当です!)
絲山さんの本で勉強したばかりですし、精神的疾患には
「すぐ薬やめろ」なんて言いません。
でも、段々と少なくしてゆく力になるのは確かです。
「薬が半分になった。」
「もう緊急の時だけでよいです!」
なんてクライアントさんはたくさんおられます。
色々いらないもの手放して、あなたらしい元気!を取り戻しましょう。
自由になりたい!お力になれると思います。お気軽にご相談ください。
絲山秋子氏の作品
✴︎逃亡くそたわけ
精神科から抜けだした主人公たちのロードムービー的ストーリー
✴︎夢も見ずに眠った。
最新作。ここでも「うつ」がストーリーに大げさでなく生きています。
空き状況と予約カレンダー
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