逗子イトウカイロの待合スペースでは欠かしたことのない健康雑誌(マッチョ雑誌?)「ターザン」。今回は“肩甲骨&骨盤”特集です。…「Hanako」の鎌倉特集!と同じで、年に2回ほどルーティーンで回ってくるお決まりの特集です。結局毎回、買ってしまいます。
今回の特集の中で、少し気になったのが、こんな表現。
(引用)
骨盤の関節と呼べるのは仙骨と寛骨の間にある仙腸関節だけ。だが、この仙腸関節も可動域はごくわずかなのだ。はっきりいって、骨盤が歪むということはない。
(ここまで)
まあその後の特集は“要するに骨盤に連なる筋肉こそがねらい目だ”となるのですが、でもやっぱりー、歪むんだよなぁ、骨盤。
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数年前、まだ小学生だった娘の宿題を見ていた時、今の教え方では「円周率は3で」となっている!事を知り、驚愕しました。ご存知でしたか?
なるほど、0. 14159265…なんて、たしかに微々たるものだものなあ、確かにこれでもいいよなぁ、とは思いましたが、でもやっぱり、その誤差を無視してしまったら、なんのための数学か?(算数でしたが)とも思った、あの感触を思い出しました。
たしかに仙腸関節は、古―い医学の教科書を見ると、「不動関節」と書かれている場合もあります。しかし少なくとも、この15年はどの医学教科書を見ても、1、2ミリの可動域を持つ、と書かれています。確かに、動くんです。
おそらく、古い時代の解剖学では、亡くなった方を標本に、人体を知っていたので、この関節は押しても引いても動かなかったのでしょう。それくらい、ガチガチに靭帯で固定されています。でも、これは生きている人間では事情が違うのです。動的MRIの技術などで、実際に人間が動いている状態では、なめらかに動く関節が確認できるとか。(肝は、関節に荷重がかかる事。そうしてはじめて動き出す仙腸関節の特異性については、吉田勧持氏の「構造医学」に詳しいです。)
実際に、日々クライアントの皆さまの骨盤に触れていると毎日、事前検査ではこーんなに歪んでいた骨盤が、芳香整体の施術のあとには、すっきりとしてくるのを感じます。クライアントさんも、「分かります!」と実感されるケースも多いです。
肩関節や股関節などの見事な球関節のダイナミックな動きに比べれば、1、2ミリはたしかに微々たる動きです。しかしそこにこだわるのが、われわれ手技療法家、カイロプラクター、整体師、なのです。
骨盤。愛おしいですよ。
冒頭の雑誌に関しては、言葉の表現・ニュアンスの違いだけ、ともいえます。毎回、品は変わらない中、手を変えなきゃいけないワケで、ライターさんも大変だろうな…とは理解しつつも、やっぱりひとこと、申し上げてみました。
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