整体師がギックリ腰になったら
もう、すべて終わったので白状いたします。先日、ぎっくり腰やりました。それもかなりヒドいやつ。
『魚やさんって夕飯にどんな魚料理食べてるのか?』と同じようなもので、少しはご興味あるかと思い記します。
実際、ここまでの腰痛を体験するのは、少なくとも『逗子イトウカイロ』開業以来記憶にありません。基本的に体が商売道具、メンテナンスは怠らないですから。
ぎっくり腰は、英語で魔女の一撃
その日もいつものように、S様(男性)のお身体を施術中の事でした。少し体から離れた腕を取るのに、立ったまま自分の手を伸ばしたときでした。【魔女の一撃!!】
思わず膝をついて、1ミリも動けなくなりました。幸いSさんはタオルで目を隠されてます、絶対にお見せできない表情だったはず。。うめき声をこらえたのも我ながら褒めてあげたい。
さて、その後の対処。
腰の椎間板や関節に負担のかからないようにいつも以上に背中をまっすぐキープしながら、ひどい腰痛クライアントに貸し出す「骨盤ベルト」を取り出し無言で装着。
あとは姿勢に細心の注意を払いながら、S様ともうお2人、クライアントさんの調整をさせていただきました。お見送り時にあきらかに不自然だった事、気づかないはずないでしょうが、そこは笑顔でお見送り。
まずは腰痛の度合をチェック
さて待望の昼休み。施術ベッドの上で、損傷の程度を確認。。下肢の筋力・知覚テスト、動きの確認、かなり猛烈な痛みですが、深くはやられていない事がわかりひと安心。痛みそのものの強弱よりも、ダメージ度合が気になる。しびれや感覚の異常があると、もう少し深刻です。
さて、ここからは楽しみになってくるのです、職業柄。回復のプロセスを身をもって体感できるわけですから♪
腰痛の背景、どんな痛みにも理由がある
ひとつ言い訳をさせていただくと。私、ひと月ほど前に肋骨を痛めました(自転車で転倒)。おそらく、ヒビくらいいっていました。まぁ2週間もすれば治癒するのは分かっていましたので別段慌てもしませんが、困ったのが「腹筋は肋骨についている」事実。いっさい腹筋運動ができなくなりました。私はハーモニカを吹くのですが、これも腹筋揺らして音を出すので激痛。しばらく運動も練習もできなくなっていたのでした。で、痛みもなくなったので腹筋強化していたところ。うむむ少しバランスを崩してるなぁ…とその日も朝から感じてはいました。無理は禁物、いつも申し上げている事です。
腰痛対策=レシピ=
さて、腰痛レシピ。私がどうやって治ったか、です。
1.自分で頸椎(首の骨)を調整
2.昼休みは できるだけ安楽のポーズで安静
3.ビタミンBコンプレックス をメガドーズ
4.帰宅後、お灸
5.アロマ・トリートメントとヘンプCBDオイル
自分でも驚いたのが、1。クライアントの皆様にするのと同じように、頸椎にでている異常からアプローチしてまずは背骨を整えました。(DRTのメソッドではC2の異常の調整を最重要視します。この作業は、5日間毎日続けました。)
ビンゴ、これが著効!あらためてカイロの素晴らしさを実感しました。それでこんな雑文書いてるくらい。カイロ・ケアだけで、かなり動ける形となりました。身をもって激しく実感。
もちろん、関節や筋肉に強いショックを受け、炎症も起こしているので「まだ痛い」のは当たり前。でもあきらかにその後の治りが違います。
カイロプラクティックのケアは『体を再起動、治るチカラのバルブを全開にする』作業ですから。
カイロプラクティックは、なるべく早く受けるのが吉
やっちゃった後は、バルブを開けたら「治る環境」づくり
2、休息。ぎっくり腰のクセがある人・長引く方は決まって、大きな「一撃!」のあとも何度も何度もプチぎっくりをくり返しています。組織もすごく傷んでいるのです。。だから、圧倒的に回復が遅い。なるべく早く安楽ポーズでそれ以上傷を拡げない、治る環境を死守です。
そして3。治る材料をフルに充満させたいので、ビタミンB群が切れないようにメガ摂取。ビタミンBは余った分は排泄されますので、グラスがいつも満杯に満たされるように余分に。オシッコが黄色くあり続けるように心がけます。
4、帰宅後お灸。午後の診療をなんとか終えて、待望の帰宅。自転車を押してゆーっくりあるいて帰宅。灸は専門ではありませんが、好きなのです。せんねん灸のにんにくで❤
5、あまりの痛みに脳が緊張しつづけてしまうのが治癒を邪魔するので、リラックスを心がけます。キャリアオイルで伸ばしたローズマリー精油(血流を促し筋肉の損傷改善)で腰をケア。痛みどめは飲まないことにしたので、最近凝ってるヘンプCBDオイルを摂取。お高いのですが、たしかにゆるんだ気がしました(こういうのは気がするのが肝心!)。お風呂は、浴槽洗う姿勢が嫌だからシャワー程度で済ませました。入れるなら入りたかった。。
ひどいぎっくり腰も、リーズナブルに良くなります
もちろん、翌朝も起き抜けは痛い・・・ 姿勢を変えるその時に、骨盤帯にねじれの圧力がかかって激痛を起こすのです。ベッドサイドに骨盤ベルトを準備、起きる時にはきつく装着しました。大げさでなく、3分かけて起床しました。とにかく”プチぎっくりをくり返さない”事が大切ですから。
翌日、その翌日くらいはいつも以上に姿勢にウルトラ注意。さすがに仕事中には激しい痛みも数回ありました。笑顔はかなり不自然だったかも知れません。数人のクライアント様には、無理言ってお時間移動調整していただきました(あらためて感謝申し上げます)。
でも、40代後半で3日でかなりの改善具合。自分を、いやカイロ哲学と技術を褒めてあげたい。そんな気持ちです。
ストレッチは腰痛によい?
よく腰痛の患者様から「ストレッチはした方がよいですか???」なんて聞かれますが、今回はまったく”できる気がしない”のが実情でした。ひどいときは、まずは安静です。動いて治す腰痛は慢性期。逆に、そんな質問できる程度なら、ストレッチも行けるのかも?と考えました。
その後のプロセスから、かなりの「一撃!」でもっとも傷んでいたのは腸腰筋である事が知れました。ヘソの奥から足の付け根までの大腰筋、腰骨の内側につく腸骨筋。ここの痛みが最後まで残ったので、普通に歩けるようになるまでは無理せず。それからは入念に伸ばしてケアしました。10日ほどでその違和感も忘れるくらいになりましたよ。
ぎっくり腰、まとめ
私は、治癒のプロセス(発症→進行ー停滞ー治癒)を知っています。から、安心して体にまかせています。できる事は「進行」をなるべくさせない事。停滞期にも怖がりすぎない事。むしろこのプロセスを楽しむ(いや、痛いんですけどね、、)くらいだと、体の仕事のジャマをしません。
宣伝ぬきに、最初のカイロプラクティック・ケアは決め手です。
なるべく早く施術を受けて、そのあとできるだけ安静
プチをくり返さない
が、今回あらためて味わった学び、でした。
皆さまもどうかお大事に。。
空き状況と予約カレンダー
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9:00:午前(9:00-12:00)
14:00:午後(14:00-16:30)
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